防かびポン
クレピアパウダー入り防かびポンは、水槽の藻やかびの発生を抑制し、水の腐敗を抑えます。
防かびポンの特長
防かびポンは、水槽に発生する藻やかび、菌などの発生を抑え水槽の藻やかびの付着、水の腐敗を抑制します。ニッケルを主成分とした抗菌材です。クーリングタワーの水タンク、工作機械の切削水タンクにおいても藻やかびの付着を抑制します。水槽の清掃の回数も減ります。
防藻試験
下の写真は、水槽を使った「防かびポン」による防藻試験です。 同じ飼育条件で金魚を3匹飼育して、左側に「防かびポン」を入れました。水槽の防藻効果を観察した結果、試験開始から約26日経過して、「防かびポン」入り水槽と通常の水槽との明確な違いが現れました。
抗菌のメカニズム
科学的に不安定化しためっき合金(Ni-P系)と水分(H2O)の触媒反応によって、ヒドロキシルラジカル(OHラジカル)とスーパーオキシド(O2-)、および溶出イオン(金属Niイオン)及びリン酸イオン等が発生する。 溶出した金属イオンには菌に吸着して菌を帯電させる。 一方、活性酸素種であるOHラジカルとスーパーオキシドは、帯電した菌に優先的に吸着して、その強力な酸化作用によって、菌の組織を破壊して抗菌していく。 光触媒(TiO2)は光エネルギーでその現象が発現するが、本合金は水分との接触(化学反応)によってその抗菌作用を発現する。 尚、その溶出イオン自体は、非常に微量で菌等の有機物に攻撃するため、微量な溶出で効果を発揮し続けることが考えられる。
「防かびポン」はこんな場所での活用に効果を発揮します!
使用実例1某印刷工場様 [循環式冷却タンクの雑菌の抑制]
<お悩みと解決事例> 印刷機のロール冷却に使用する水が1日で泡と匂いを伴う雑菌が大量に発生していたところに不織布タイプの防かびポンを投入したところ、5日間経過しても雑菌の発生を抑制することができた。
<お客様の声> 現在フイルム印刷機械の冷却水タンクの中に 防かびポンスリムを入れて水かびを防ぐのに使用しています。泡や匂いが減ったように思います。
経過の様子
防かびポンを投入前の水槽。 水交換から1日経過で雑菌発生。
防かびポン(特注サイズ)を投入。
防かびポンを入れた水槽。 水交換から1日経過。雑菌発生が抑制された。
使用実例2札幌在住のS様 [亀の水槽に防かびポンを使用]
<お悩みと解決事例> 亀の水槽の汚れ防止と、臭い抑制のために使用。
<お客様の声> ①水槽の内壁に藻が付着しづらくなりました。これにより、水槽の掃除が非常に楽になったことを実感します。 ②一般的に時間が経つに従い水槽内の汚れが進みますが、この汚れの進み具合が遅くなり、これに伴い匂いの増大も緩和されたような気がします。