【廃タイヤリサイクル機器】
廃タイヤの現状
【日本国内における廃タイヤの現状】
昨年(2018年)の廃タイヤの発生量は、タイヤ交換と廃車の合計で約9,600万本、重量に換算すると1,032,000トン発生しており、このタイヤから貴重な資源を製造し、資源、社会両面の観点から貢献できると考えております。
タイヤは主成分がゴムで構成されており、補強材としてスチールワイヤーがタイヤ内部に組み込まれています。廃タイヤのゴムとワイヤを分離することが可能となれば、各々貴重な資源として利用される事が可能となります。しかし、タイヤは安全性を確保するため、高い強度を持っているため、ゴムとスチールワイヤーに分離することは、困難とされてきました。当社は、独自の破砕技術と選別技術を融合した、廃タイヤリサイクルシステムの開発に成功しました。
【廃タイヤリサイクルの現状】
2018年の廃タイヤリサイクル量は、サーマルリサイクル、マテリアルリサイクル、その他の合計で997,000トンとなり前年より32,000トン増加してリサイクル率が97%となったと報告されております。
内訳としては、
燃焼して熱利用 65%、原型加工利用8%、海外輸出15%、埋め立て1%、その他3%と報告されております。
資料:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会より